こんにちは。
数塾の橋場です。
さて、中学3年生も高校3年生も、いよいよ模試ラッシュの9月に
突入しました。
模試は受けるのが目的ではなく、その後の振り返りが模試を受ける意義の99%を占めます。
「自分がどこが弱点なのか」
「次に出てきたときにそれが解けるようになっているのか」
是非向き合ってくださいね。
さて、今日はある保護者の方からの質問で、
「志望校はいつまでに決めるべきか」
というご質問がありましたので、お答えをさせていただきたいと思います。
これについては、特に決まりもなければ法則もないというのが事実です。
早ければよいというわけでもありませんし、遅ければ危ないというわけでもありません。
つまり、「思い立った日が吉日」であると私は考えています。
様々な塾の講習のキャッチコピーとして、
「スタートダッシュの春」
「天王山の夏」
「まだ間にあう冬」
なんてのがありますよね。
実は、これってどれもこれもが正しいんですよ。
つまり、「本気になったら…」なんです。
すると、次にラスボス級のこういう問題が生まれてきます。
「うちの子はいつになったら本気になるのか。。」です。
この9月になっても学習時間は増えないし、ずっとゲームばかりやっているし。。
怒りに震えている保護者の方も多いのではないでしょうか。
そういった生徒を数多く見てきました。
その中で共通して言えることは、「子の思い」と「親の思い」が共有させていないということにあります。
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親が子の思いを把握できていない
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時間だけが毎日過ぎ去っていく
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親が焦って先回りする
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子供が反発する
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怒りが爆発して怒鳴り散らしてしまう親
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親に対して心を閉ざす子
大体このサイクルです。
これに対する答えは「どこかで割り切る」しかないんです。
子供が、自分の道を自分自身で見つけ出すまで、辛抱強く待つしかないのです。
苦しいのは親だけではありません。
自分の道が見つからずにイライラが募っているのは子も同じです。
そんなときに、それぞれの主張を言い合ってもまったく意味のない怒鳴りあいにしかなりません。
相手を理解すること、そこから始めるしかないのです。