数塾ブログ

赤本の使い方(松任校 高校生館)

こんにちは。
数塾の橋場です。
今日は久しぶりに生徒向けのブログ記事を。
 
生徒からの質問で、「赤本はいつ買って、いつからやればいいのか」という質問を受けます。
多くの受験生は、赤本を「入試直前に腕試し」と思っていて、赤本を買う時期もセンター前後という生徒が多いです。
また、赤本を「単なる過去問集」と思っていいるようですが、これは大きな間違いです。
AMAZONなどをみても、実際に赤本が一番多く売れる時期は、センター試験(共通テスト)の赤本は毎年11月末から、大学別の赤本は1月下旬から3月上旬のようです。
そして何も知らない受験生が赤本デビューを果たすと、衝撃的な事実が!
「こんなに1か月で解けないよ。。こんな問題が出るなんて聞いてないよ!」など。
 
私は、6月ぐらいから「赤本は早めに買うこと。メルカリやヤフオクなどで古い赤本も買って、最低10年分はそろえよう!」
と言っています。
 
赤本を早く買う理由はたった1つ。赤本に載っている入試データを見るために買うのです。
そこには、その年の合格最低点や出題傾向などいろいろなデータが載っています。
それを早くから知っておいて作戦を立てる必要があるのです。
その中でも、出題傾向は要チェックです!
例えばですが、神戸大学ではベクトルと微積がよく出る、とか金沢大学では確率があまり出題されないとか。。
これを知っておくだけでも、学習方法が大きく変わるはずです。
 
古い赤本を購入する理由は、赤本には3年から7年分しか問題が載っていません。
それでは、問題演習量が不足してしまうからです。
共通テストが終わってから2次試験まで1か月以上あります。
その期間があれば、10年分の過去問演習は十分可能でしょう。
なので、古い過去問も買っておくほうが良いのです。
ちなみに、私は今年は20年分やらせようと思っていますが(笑)

松任校 高校生館 教室長