数塾ブログ
こんにちは。
数塾松任校の橋場です。
さて、大学に進学することが当たり前になった今、受験対策のために塾に通う高校生が増えています。
しかし、独学で志望校に合格する受験生も存在するため、「本当に塾に通ったほうがいいの?」という疑問を持ったことはありませんか?
今回は、塾に通う、または塾に通わずに独学でいいかを判断する、いくつかの条件についてご紹介します。
① 大学受験は全国大会であることを知れ!
大学受験は、いわば「勉強の全国大会」にあたります。
それに対し、高校受験は「勉強の地方大会」になるわけです。
意外と、高校受験と大学受験を同じ目線で見ているご家庭が多いというのが私が持っている印象です。
部活で言えば、「地方大会にコーチをつけて」練習をしていたのに、いざ!全国へ!ってなった瞬間に、「いや、コーチなしで自分でやります」という感じ。
本当に大丈夫か?と思ってしまいます。
私個人の考えは、「高校生活に慣れるまでは塾に通いつつ、学習のサイクルを身につけ」、もし自分で学習ができるという自信がついたらやめてもいいと思います。
高校の学習はそんなに甘くありません。部活も忙しくなるし、通学時間も増える。
その中で科目数は増えるし、進み方も早くなる。
そんな中で、「自分でやって大丈夫」という判断がなぜつけられますか?
一度もその生活に身を置いていないにも関わらず、です。
少しでも不安があるのであれば、高校生活に慣れるまではコーチを付けて学習するべきだと私は思います。
かくいう私も、高校入学時に塾をやめ、自分での学習に切り替えました。が、結果は学年で下から数えたほうがいい結果に。。
取り返すのに3年かかりました。
高校は、一度の躓きが致命傷になることもあります。
ましてや、「成績が上がらなくなってから」では遅いのです。
病院でも、人間ドックに入るより、病気になって入院したほうが費用は多くかかる、ということです。
週1回が週3回、4回になって跳ね返ってくるのです。
ですから、自分を過信せず、「少なくとも1学期くらいまで」は塾に今まで行っていた人は続けるべき、と私は思います。
次回は、「どういうタイプの子が塾に通うべきか」について、私見を述べようと思います。
ご拝読いただき、ありがとうございます。
松任校 高校生館 教室長