数塾ブログ
こんにちは。松任校高校生館の橋場です。
皆さん、思ったことありませんか?
なぜ、たいていの塾は「英語と数学」をメイン教科に据えるのでしょうか?
理由は簡単です。
この2つの科目は、「一度つまづくと挽回するのが他の科目よりも困難だから」に他なりません。
どういうことなのでしょうか。
例えば数学。
中学生なら、「正の数・負の数は分からないけど、方程式はバッチリ!」
高校生なら、「二次関数はできないけど、微分積分は完璧です!」
なんて人がいるでしょうか。
あり得ないと思います。
方程式は、正の数と負の数、そして文字の式の考え方を組み合わせて解くもの。
微分積分は、関数の考え方を使って解くもの。
そして英語。
英語は少しずつ「文法」や「単語」を覚えていきますが、もちろん先に進んだときは、前にやったことは普通に出てきます。
つまり、前で習ったことを「習得している前提で」使いながら次の単元を学んでいくのが「数学」と「英語」なのです。
英語と数学は「積み重ね」の科目ですので、不明な点がでると雪だるま式に分からないものが増えていきます。
ですから、学年の変わり目や特に上級学校に進学される際は本当に注意です。
中学校なら小学校と、高校なら中学校と同じように考えていると本当にスタートで痛い目に合います。
ですから、実は学習で最も重要な時期は「春」なのです。
是非、もう一度新年度に向けての準備を考えてみてはいかがでしょうか。
松任校 高校生館 教室長