数塾ブログ
こんにちは。
数塾松任校の橋場です。
今日のお題は、「模試」に対してのアプローチの仕方。
中学3年生になれば、学校のテストに、かなりの人が受ける「石川県総合模試」。
高校生になれば、定期テスト、実力テストのほかに、「進研模試」「全統模試」などの外部模試もあり、たくさんの模試を受験すると思います。
記述模試、マーク模試、大学別模試、などなど。
定期テストよりも難しい応用問題が 出題されるので、なかなか解けないと思います。
「学校のテストはできるのに、模試の成績が悪い」というのはよくある話です。
しかし、学校のテストができるということは、基礎がしっかりと 身についているということなので、心配には及びません。
逆に、 「模試は良いのに、学校のテストが悪い」という方が心配です。
基礎ができてない上に、 たまたま出た問題が解けたに過ぎないので、自分の力を過信しがちになります。
特に、「模試」の対策をして、模試に臨むことはあまりお勧めできません。
それは、「点数を取るための勉強」であり、あくまで「模試」なんですから、「自分の今の実力を知る」ことが大切です。
模試前によく過去問などを解いている生徒を見かけますが、私は絶対にやらせません。
それで運よく点数を取れてしまったとしたら、ますます勉強しなくなるのが見えているからです。
やっぱり勉強は「毎日少しずつ、こつこつと」やることが本当に大事なんですよね。
ただ、定期テストの場合と同様に、 4種類の間違いを意識して、やり直しをしっかりしてください。
外部模試の場合、かなり詳しい別冊の解説があります。
また答案返却時には、 採点上の注意事項や講評が書かれた冊子ももらえるはずです。
これらをしっかりと読むことです。
最終的に、入試本番までに理解できれば良い、くらいの余裕をもって学習を継続してください。
松任校 高校生館 教室長