どれも中途半端なやり方だと、絶対に失敗します。
自分の力を信じてやるのは非常に大事であると私は考えます。
ですが、それは「正しいやり方」を知ったうえで行うべきものです。
時間が無制限にあり、試行錯誤しながら自分なりのやり方を見つけるのは、
時間があればそれは是非してほしいものですが、今の高校生には時間がありません。
その試行錯誤している余裕すらないのです。
ですから、成績が伸び悩んでいるときに、「自分で勉強時間を増やす」という選択をする生徒がいますが、本当にそれで成績は上がりますか?
もう一度、自分の学習の仕方、本当にそれでよいか確認してみましょう!
<補足>
上記のようなことを書くと、学校が志望校のレベルと比べて簡単なことしかやらない、と勘違いする人もいますが、そうとは限りません。
学校によっては、明らかに基礎事項を飛ばして必要以上の難易度の問題だけ扱う場合だってあります。
学校の授業では説明されない基礎的な内容を自学する必要もあるんです。
それに最近は、【市販されていない学校用教材のアップグレードが著しく、かなり大学受験に役立つものになっています】。
市販のものと異なり、毎年のように改訂され最新の問題を載せてあるのも学校用受験向け教材の大きなメリットです。
そして、そういった時間を有効に使っていこう、という考え方が身に着くことにより、例年、ただのパターン演習に陥らず、応用力を問われる本番に強い生徒が巣立っていきます。
生徒によって、学校をメインにし補充として塾を使うべきなのか、学校をサブにして自学や塾をメインにすべきなのかは変わってきます。
大事なのは、目標と自分の実力、学校が提供する環境を知り、どう学校の時間を活かしていくか、です。
松任校 高校生館 教室長