数塾ブログ

ノートの書き方

こんにちは。金沢、野々市、白山の個別指導塾・数塾です!今日は中学生と高校生向けに、ノートの書き方について解説します。

 

よくある悩み

数学の勉強をしていて、「解き方は分かるけれど単純なミスが多い」、「同じミスを繰り返してしまう」などのお悩みはありませんか?

もしかするとその原因はノートの書き方にあるかもしれません。

・頭の中で計算ができるので、途中式は書かなくてもよい。

・丸付けをするまでが勉強

・1ページは「効率的」に使いたいからスペースをつめて書く

これらに当てはまる人、要注意です!

 

そもそもノートを取る意味はあるのか

実はノートの取り方と学力の明確な関係はまだ明らかになっていません。実際の学力が高い生徒にはある種の共通点があることはわかっています。それは「ノートは書くが写していない」ことです

学力とノートの関係についてわかっていることは次の通りです

①     大事なところがわからない生徒ほど自分で説明を補足したり、口頭で説明された内容をノートに書かない。

②     先生の話ぶりや反応、教科書の太字/赤字によらず、「大事なところ」を自分で考えて強調する生徒ほど学力が高い。

全部を総括するのは長くなりすぎるので、今回はひとまず数学の計算の仕方についてお話していきましょう。

ノートの書き方で大切にしたいこと

さて数学では

①     どのように考えて

②     どのような手順で解いたか

がとても大切です。次のノートの問題点はなんでしょうか?

問題点はたくさんありますが、ここでは自分ですぐに直せる箇所を指摘しましょう。

途中式を書かないと答え合わせの際にどこで間違えたのか分からず、同じミスを繰り返すことになります。

また、計算式を無理に狭いスペースに収めようとすると、小さなミスが起きやすくなります。

 

どうやってノートを書くか

では具体的にどのように書けばいいかというと、

このように、頭の中で終わらせずに途中式を書く。ノートを広く使う。どこで間違えたかを探して解き直しをする。そしてそれらを文章や式として残すことを意識してノートを書くことがミスを防ぎ、自分の理解度を深めてくれます。これらを心がけて、さらなる点数アップを目指しましょう。