受験日が日に日に迫ってきました。
順調に成績が伸びている子、すでに志望校の合格ラインに達している子もいれば、思ったように成績が伸びず焦る子もいると思います。
特に思ったように成績が伸びていない子にとっては、これから冬休みに向け、受験に向けて、どのように学習していくのか、考え直す最後のチャンスです。
志望校の合格ラインに対し、何点足りていないのか、そのためにはどのような学習方法でアプローチしていけばいいのか。
すでに80点取れる教科を100点に伸ばすのか、50点取れている教科を70点にするのか。
同じ20点UPでも後者の方が目標達成が容易なことは言うまでもありません。
高校生の場合は志望校での2次試験も加味して考えなければなりません。
センター試験と2次試験の比重を考え、センター試験だけの苦手な教科に時間を使うより、2次試験にある得意な教科を伸ばした方が効率的なこともあります。
ただただ焦って闇雲に勉強しても、焦る気持ちが先行し、なかなか学習した内容が身に付かず、さらに焦るといったような悪循環になってしまいます。
目標に向けて逆算し、漠然と〇点UPを目標にするのではなく、合計で〇点UPするには、どの教科のどこから手を付けていくのか、具体的に焦らず1つ1つ着実に前進しましょう。
学習方法としては、すでに使い慣れている教科書・参考書・問題集でしっかりと復習することをおすすめします。
この時期に参考書や問題集を次から次へと中途半端に手をつけるのはNGです。
焦る気持ちはあっても、1つの参考書・問題集を完璧にすることが何より効率的で効果的です。
どのような方法でも、前提となるのは学習量が十分であることはお忘れなく。