数塾ブログ
中学生・高校生になると、部活や友達との時間、テストや行事などで毎日があっという間に過ぎていきますよね。そんな中、勉強を頑張ろうと思っても、「部活が落ち着いたらやろう」「やる気が出た時にやろう」などと、つい先延ばしにしてしまうことはありませんか? しかし、「本当はやればできたのに、やらなかった」ことから、大人になってから多くの人が後悔します。
今回は、そんな"やらない理由"を考えるのではなく、後悔しないために今すぐ行動することの大切さについてお伝えします。
「部活が忙しいから......」
部活は大切ですし、楽しいですよね。しかし、部活を理由に勉強を先延ばしにしてしまうと、大切な時間を逃してしまうことになります。忙しい中でも、短時間でも勉強できる方法を考えれば、継続して取り組むことは可能です。
「今はやる気が出ないから」
やる気が出るのを待っていても、なかなか行動に移せないことが多いです。実は、やってみると意外と楽しかったり、成果が出て「やる気」が湧いてくることもよくあります。まずは小さなことから始めるのが大切です。
「どうせ時間がないから無理」と決めつける前に、わずか10分でも勉強に取り組んでみましょう。特に勉強は、少しずつでも積み重ねることで定着し、テストのときに大きな差を生むことになります。
部活に全力を尽くすのと同じように、勉強でも真剣に取り組んだ経験は将来の自信につながります。「あのとき頑張れたから、今もできる」と思える経験を積んでおくことで、将来の選択肢が広がります。
中学生や高校生のうちは、勉強に集中できる環境が整っています。しかし、卒業後は仕事や生活に追われて勉強時間を確保するのが難しくなります。今のうちにしっかり学んでおくことで、将来の負担を軽減できます。
「毎日3時間勉強する」などの大きすぎる目標は挫折しやすいです。まずは、「今日は英単語を5個覚える」「1日1題だけ数学の問題を解く」など、小さな目標を設定してみましょう。
部活帰りの数十分、休み時間、通学中など、意外と勉強できる時間はあります。少しずつでも積み重ねることで、長期的に大きな成果につながります。
一人で続けるのが難しい場合は、友達と一緒に「放課後30分だけ勉強しよう」と決めたり、親や先生に学習計画を相談するのも良い方法です。周囲の協力を得ることで、継続しやすくなります。
「部活が忙しいから」「今はやる気が出ないから」などの理由は、行動を先延ばしにする言い訳になりがち。
やるかやらないか迷ったら、少しでもいいから"今"始めてみよう。
本気で頑張った経験は、将来どんな道を選んでも必ず役立つ貴重な財産になる。
「時間ができたら」「やる気になったら」と先延ばしにしていると、あっという間に卒業の日が来てしまいます。少し大げさに聞こえるかもしれませんが、後悔しない未来をつかむためには、今この瞬間から一歩踏み出すことが大切です。忙しくても、やる気がなくても、スキマ時間や小さなステップを活用して勉強を続けましょう。
今の自分が積み重ねた努力が、将来の自分を支える大きな力になります。