数塾ブログ
こんにちは。数塾金沢校の山本です。
中3の皆さんは受験に向けて...ではなく、最後の大会に向けてラストスパートをかけているところでしょう。親御さん定期テストも近いし、入試もあるし、でも最後の大会だから頑張らせてあげたいし...という気持ちの葛藤がある事かと思います。
これからの「入試スケジュール」を確認していきましょう。早すぎる?いやいや、遅すぎるくらいです。
7月
石川県総合模試や大手塾の模試が始まります。
1・2年生の全範囲から出題され、このあたりの模試で大体6~7割、合計300点は超えておかないと二水・桜丘以上の受験は黄色信号が灯ってきます。
・英語の基本的な文法/スペル
・数学の立式/計算の正確さ
・理社の暗記事項の定着
・国語の記述問題での得点の仕方
あたりは必ず押さえておきたいところです。
8月
夏期講習が始まります。通塾の有無にかかわらず、基礎事項を徹底して定着させる最後のチャンスだと思って夏の勉強には取り組まなくてはいけません。上位校を受験するなら石川県総合模試レベルの問題で7割前後を安定してとれるようにしておきたいところです。
・英作文
・連立方程式/作図
・社会の典型的な記述問題
・理科の基礎的な計算
・漢字と作文の書き方
の演習をしっかり積みましょう。
9月~12月
中3内容の学習が本格化します。英語では複雑な文法が増え、数学は相似をはじめとした上位校受験で得点しなくてはいけない難問が多い分野が並びます。これらの学習と定着・演習と合わせて1・2年生内容を高いレベルで理解しておく必要があります。
7月からはこんな内容に取り組めるように5・6月を過ごしていかなくてはいけません。
ではどんな取り組みをすればいいのでしょうか。具体的な取り組みをそろそろ始めないといけない時期ですよ~
さて、これまでの内容を見てどのように感じるでしょうか。
「まだこんなにあるんだから大丈夫」?
「これくらいならなんとかなりそう」?
「やばい」?
良くも悪くも受験は1度きりですから、主観的に現状をとらえて失敗しても取り返しがつきません(ダメならダメでいいや~と思えるならそれでもいいのですが)。
感じ方はそれぞれですが、受験までの道のり、到達しなければならない学力は絶対的に存在します。そして長い距離を走る方法は2つだけ。速く走れるか、長く走るか。
周囲を見渡して、ご自身の足にどれくらい自信が持てるでしょうか。
金沢校教室長 山本