数塾ブログ
こんにちは。
数塾金沢校の山本です。
さて、前回はいわゆる高校受験ゴールのお話でした。
中学受験は苛烈だ、大変なんだというお話をもう少し掘り下げて、今回はもうちょっと具体的に「学習時間」の観点で見てみましょう。
最難関校の中学受験をする子の1週間のスケジュールです。
月:学校の宿題 1時間、 塾での勉強3時間 、帰宅後復習 2時間
火:学校の宿題1時間、塾の予習が2時間、復習が1時間、さらに塾の宿題に2時間
水:学校の宿題 1時間、 塾での勉強3時間 、帰宅後復習 2時間
木:学校の宿題1時間、塾の予習が2時間、復習が1時間、さらに塾の宿題に2時間
金:学校の宿題 1時間、 塾での勉強3時間 、帰宅後復習 2時間
土:週まとめのテスト 3時間 、復習 3時間 、塾の宿題に2時間
日:学校の宿題1時間、塾の予習が3時間、復習が2時間、さらに塾の宿題に2時間
これで大体週間45時間、これが1年(52週)ですから季節講習も合わせて年間で2200時間くらいでしょうか。
6年生なのに大変だな~って思いますか?これ、小4です。
ここからさらに増加して5年生は年間2500時間、6年生は年間3000時間くらいやってます。
いやマジで。
冗談でも誇張でもないんです。
関西で務めていた時の知り合いに灘中高→東大というテンプレみたいな人がいますが、その人をして「中学受験が一番しんどかった、大学受験は天国みたい」なんて言わしめるのが中学受験なんです。
晴れてめでたく中学生です。これまで受験頑張って来たんだからちょっとくらい...なんてことはありません。ここから先も塾!勉強!受験!です。
さすがに中学受験ほどではありませんが、週間30時間程度の学習が続きます。これが高校2年生までの6年間続くわけですから、7800時間くらい。
ここまでで合計が15,500時間になりました。
高校生の皆さん、どうでしょう。「今日は家に帰ってから2時間頑張った」と思っているかもしれませんが、それでは土日に頑張っても週間20時間がせいぜいです。
さて、どうやって受験に勝つ算段をつけていきましょうか。悩ましいですね。
また月曜日に続きを話しましょう。
金沢校 教室長