数塾ブログ

誠実さが大切(金沢校)

成績の良い生徒はいいわけをしません。
どれだけ忙しい1週間だったとしても宿題ができていなかったら
「すみません、できてないのでやって帰ります」とか「明後日までにやってもってきます」とか言います。
成績の伸びない子は言い訳から始まります。
「今週は部活が忙しかったから…」
「今週は週末にお出かけしていて…」
「ちょっと体調がすぐれなくて…」。
もちろん、話を聞いてみるとそれは仕方がないよねとなることもままあります。
まあ人間、大人になるにつれて言い訳が上手になっていくものですから、小学校低学年の時には出てこなかった言葉が大きくなるにつれてスルスルと…
僕もそんな言葉を耳にして「君、それはちょっとなぁ…」と注意するたび、あとから「ああは言ったものの果たして自分はどうかしら…」と反省することがよくあります。
 
じゃあ言い訳から始めてよいかというとそうではありません。
仕事でもそうですが「デキる人」というのは何かをできない理由にはしません。
自己弁護が周囲からよく見えないのをよくわかっているのでしょう。
またできなかったときにまず自分の行動を振り返って反省すべき点がなかったかを考える習慣がついているので、「あのときこうしていればよかったんだな」と前向きに失敗をとらえることができているからこそ、素直に謝ることができるのです。
人間、間違えはおかすし、同じ失敗は繰り返すし、あとから後悔するものです。
ただ子供達にはそのたびに反省して少しずつ精神的に成長していってほしいものですね。

金沢校 山本