数塾ブログ

自習室にて(松任校 ICT専用校舎)

こんにちは。
金沢市・白山市の学習塾・数塾松任校ICT校舎の橋場です。
さて、今日は校舎の自習室での生徒とのやり取りについて、少しご紹介します。

ある平日の夕方、一番乗りできたその生徒はカバンの中から学校で使用している問題集を取り出して、例題や練習問題を解き始めました。
そこへ私が来て、見るとノートではなく、不要な紙の裏側(この時はチラシの裏でした)に解き始めました。

「ノートにはやらないんだね。」と私が声をかけると、クラスの友人から数学を学習するならこのやり方がいいと教わったと。

なるほどなるほど、その通り!その友達はよく分かっているな、と感心しつつ、
「その理由はなぜだかわかる?」
と聞くと、

「罫線がないから」
と答える。
そうそう、罫線があると、2行にまたがって書くか、とか1行で書くかとか考える。
そして、そもそも高校入試においても、大学入試においても解答用紙に罫線なんて存在しない。
そして、そのどう書こうかといちいち考えるのがストレスになるし、罫線に慣れてしまうと、罫線レスになるとまっすぐ書けないなんてこともあります。

ところで、
「チラシがなくなったらどうするの?」と聞くと、
「落書き帳を買います」とのこと。

無地のノートは確かにあるけど、落書き帳に比べるとコスパが悪いです。
いらなくなったら落書き帳ははがせる、という利点もあります。
大学入試になるからその練習、ではなくて普段から息をするように練習をしておくといい、と声をかけて話は終わりました。

何でもいいなと思ったら試してみる。
で、実際やってみていい!と思ったらそのやり方でとりあえず暫くやってみる。
悩んでいても始まらないですからね。
動いてみないと!

松任校(ICT専用校舎) 教室長