数塾ブログ

進学校へ行くということ(松任校 ICT専用校舎)

こんにちは。
金沢市・野々市市・白山市の学習塾・数塾松任校ICT館の橋場です。
今日は進学校へ行くことの覚悟についてお話しさせてください。

中3生はそろそろ部活も終わり、受験勉強に本腰を入れようかなあと思っているころだと思います。
そして、「〇〇高校へ行きたい!」と夏の体験入学などを踏まえて志望校を決めていくはずです。

そこで考えていただきたいことは、「進学校に行くときの覚悟」を決めていますか?
私は石川県の出身ではないのですが、石川県では特に高校に合格した後のいわゆる「燃え尽き症候群」になる子が多いように感じます。
これは、生徒だけでなくて親御さんも含めて多い気がします(あくまで主観です)。

進学校に進学するということは、当然次の全国大会である「大学受験」に向けて動き出さなくてはならない、というサインなのです。
ですが、合格すると途端に勉強することをやめてしまう。
つまり「高校に合格するための勉強」しかしていないのです。
その高校に合格したから、将来が約束されるものではないということを強く頭に入れてください。
実際、泉丘高校や金大附属高校に合格したから、難関大への進学が約束されているわけではありません。
高校に行ってからも努力を続け、やっとその切符を手に入れるのです。

ですから、歩みを止めないことです。
上位進学校に行けば行くほど「勉強を継続する覚悟」が問われているのです。
希望を持って進学した高校ですが、2か月たってその気持ちが薄れてきていたり、定期テストが終わり気が抜けていたりしていませんか?
中3生はもちろん、高1生ももう一度「なぜその学校を選ぶのか/選んだのか」について考えてみるべきでしょう。
その覚悟がないままにただ漠然と「上位の進学校に」では、痛い目を見ることがあるよ、ということは覚えておいて損はないはずです。
特に、手が届きそうで届かなかった生徒が受験前に猛勉強をして到達した学校なら殊更にその可能性は高くなります。
高校は1年の1学期でほぼ決まります!
頑張りましょう!

松任校(ICT専用校舎) 教室長