数塾ブログ

勉強することは未来の自分への投資(松任校 ICT専用校舎)

こんにちは。
金沢市・野々市市・白山市の学習塾、数塾ICT館の橋場です。
題名の通り、勉強することは未来への自分の投資、と言われることがあります。

この考え方は、おそらく世界のほとんどの国で肯定される考え方だと思います。
様々な場面でこの考え方は形を変えて現れてきます。
例えば、政治の世界であれば「教育費」であるとか「科学技術費」など、国として教育に投資する予算としてその形が現れます。
子どもたちの教育や科学の発展に投資することは、国としての力つまり国力をあげることに繋がる。
この考え方は極めて現実的な投資であると思います。

ご両親になると、もちろん自分の見識や考え方、スキルを身につけるために、ビジネス書を買ったり習い事をしたりなどありますし、子供の未来への投資として学習塾に通わせたり、習い事をさせたりという形での投資もついてきます。

では、生徒の皆さんはどうでしょうか。
まだ小学生~高校生であれば、ほとんどの皆さんは自分で投資する金銭を稼ぐことはほとんどできないでしょう。
ですから、生徒の皆さんにとっての投資は「自分自身の行動」が大半を占める、ということになります。
自分がなりたいものが見つかっていない生徒が非常に多い現代で、もしなりたいものが見つかったとき、そのなりたいものが何かしらの資格がないとなれないものだったり、色んな見識を必要とするものかもしれません。

そんなこと言っても先のことは分からないし、今が楽しければそれでいい、という人もいるかもしれません。
それはそれで一つの人生でしょう。
しかし、人間は特に努力をすることなく、次の日起きたら突然覚醒して自分の頭脳が優秀になるなんてことは絶対にありません。
ですから、日々努力をして、こつこつ積み重ねてこそ、いつかなりたい自分が見つかったときにそれになれる可能性を広げるのが学習です。
〇〇高校に入れたから、何とかなるでしょう!という根拠のない自信だったり、勉強しなくても中間テストがそこそことれたから、これからも大丈夫だろうという根拠のない自信。
自分に自信を持つことは大事ですが、根拠のない自信ほど自分の未来を切り開いていくにあたって余計なものはないと私は思います。
今のまま自分が生活をしていたら1年後にはどうなるか、と考えてみてください。
大人になって仕事をするようになると、常にこの問答との繰り返しになります。
人生、好きなことだけやっていて暮らせるほど甘くありません。
辛いことに背を向けないで向かっていく、そんな子供たちを育てていきたいと思っています。

松任校(ICT専用校舎) 教室長